今朝の学びは、「高め合う職場づくり」です。
「出光興産株式会社の創業者、出光佐三氏は、「店員は会社と一つであり、家族と同じだ」
未曾有の経営危機に陥った際、重役から大人数の社員の解雇を提案に対して、
この言葉で跳ね退けたそうです。
職場で働く私たちには、それそれの立場や役割があります。
そうした立場を踏まえた上で前述の言葉を改めて見た時、
出光氏は上司と部下を親子のような関係だと捉えていたのでしょう。
出光氏は、社員を「使う」のではなく、「育てる」と語っています。
そこには、
「育つと信じて接すれば、相手は必ず良くなる」という
社員への信頼感を垣間見ることができます。
親が子にそうするように、上司が部下を信じて仕事を任せ、
かつ自身も率先垂範すれば、部下もまた自然と上司を尊敬し、
業務に励み、成長していくものです。
人はわが鏡
お互いに信頼し合い、
向上し合える職場を目指しましょう。
良き信頼関係を築きましょう」
という学びでした。
「人は鏡、万象はわが師」:万象是我師です。
「こんにちまでは、相手の人を直そうとした。
鏡に向けって、顔の墨をけすに、ガラスをふこうとしていたので、
一こうにおちぬ。
自分の顔をぬぐえばよい。
人を改めさせよう、変えようとする前に、
まず自ら改め、自分が変わればよい。
人の世のすべては、自分の鏡である。
わが心の生活をかえれば、その通りに変わってゆく」
職場の力を向上するために、
よい信頼関係を築くことが基本ですね。
昨日までは、快適な空間づくりを学びましたので、
今日からは、よい信頼関係を築くを学んでいきます。
今日の目標は、「明るい言葉かけ」です。
今日一日、
朗らかに、安らかに、
喜んで進んで働きます。