今日は、昨日の「出力とは?」
の補足です。
パソコンでは
ONはできても
OFFできない
では、どうやってするのでしょうか?
についてです
これが、
シーケンス制御の原理原則を
理解する上でもっとも重要なこと
だと思うのですが、
どうでしょうか?
昨今のSNSの情報などから感じる
トレンドは
もっぱらクラウドベースが
多いので、
あたりまえすぎることが
心配になります
その状態で、
3Dシミュレーションなどは
現実のスピード感にギャップを感じます
一方、
シーケンス制御が
解りきっている方は、
基本的なことなので
どうやって伝えるとか
どうやって教えるとかで
悩みを持たれているようです。
実は、僕もそうでした・・
普通のパソコンが
なぜ、OFFできないか?
それはコンピュータとメモリー
を使った現在のほとんどが
ノイマン型のプログラム技法で
書かれているからです
それは、上から下へ
書かれているという型です
だから、どこかで
「上に戻る」を記述をしないと
読み直しができません
その記述をしなくても
自働で
処理をしてくれるのが
シーケンサです。
だから
パソコンでも
そういう処理が
どこかにあれば
よいのです
かなり乱暴でしたが
そんなイメージで
僕はとらえています。
人に例えると、
頭の中でグルグル回る
そんなイメージです
そのグルグル回る周期が
シーケンサではスキャン
という用語になっています
だから
グルグル回る
グルグルする周期で
信号の入力や出力の
メモリーが
ONしたままか
OFFするか
ロジック処理が
シーケンサのOSが
自働で処理します
つまり
シーケンスプログラムを
つくる人は意識しなくてよいです
しかし、通常のパソコンは、
それがないので
その処理をどこかに
入れないといけない
どこかで、誰かが
舞台の裏で働いている
しくみが必要です。
この働きを
「自働」
として記述していました
自動化とは
自働です
これが確実に処理されないと
インターロックも信頼されません
自働のためには
「グルグル」が基本です
人が心を動かすのも
「グルグル」です
今年は渋沢栄一の
NHK大河ドラマで
「胸がぐるぐるするぅ~」
を何度か聞きましたね
人もコンピュータも
自分のアウトプットを
変えるためには
「ぐるぐる」が
必要なんですね
今日も、読んでいただき
ありがとうございます。