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No.0373 はじまりは使用者優先から!

今週からは、具体的な

設備装置の設計について

です

 

開発プロセスの学び

では、

 

私達は、

何をするために生産物を

つくっているのか

 

私達がモノをつくるのは

それを使用者(お客様)に

使って頂きたいからです

 

だから

最初に考えるべきは、

使う人が優先する

「使用者優先の原則」

です

 

そこで

シーケンス設計では

 

はじめに使用者の立場で

必要な操作の流れを考えます

 

 

対象装置は

熱々ピザの

コンビニ販売機です

 

販売機というより

サービスですね

 

そこで、

使用者とは誰でしょうか

 

1.購入者

2.コンビニスタッフ

3.保守作業者

 

この3人以外にも

サービスエンジニアもあります

 

そこで、通常の

操作ボタンを抽出します。

 

1.ピザを投入する前の

トレーを待機位置へ呼び出す

「投入準備」ボタン

 

2.受け取り可能な状態なると

ドアが開きます

 

3.ピザトレイを所定の場所に

セットする

 

4.ピザの「メニュー選択」ボタン

 

5.「スタート」ボタンで

ドアが閉じます

 

6.自動的にピザオーブンに

ピザが投入され、調理開始

 

7.調理が完了すると

ピザトレイが運び出されて

所定の高さへ動作

 

8.ドアが開くと

光と音で完了のお知らせ

 

9.ピザを購入者がドアを開けて

ピザトレイを取り出す

 

10.トレイから

ピザ用の箱へピザを移して完了

 

 

このような流れとした時

 

使用者は、

「投入準備」ボタンと

「メニュー選択」ボタン

「スタート」ボタン

 

3つの操作ボタンです

 

 

これが、

通常、使う操作です

 

その他は、

メンテ用ですね

 

このように、

使用者の立場で

操作ボタンを抽出すると

 

課題が見えてきます

 

次回は、

その課題と修正をします。

 

 

今日も、読んでいただき

ありがとうございます。