PLCだからこそできる
リトライのドライブレコーダ
についてです
提案するのは、
既存のPLCに
ドライブレコーダ機能を
追加できないか?
という提案です
その前に
なぜ、それがいいのか?
現状把握です
Before/Afterといいますが
Beforeのデータ化は
Afterからはとれないからです
自動運転を
安定して連続運転する
ために
トラブルを予防する
リトライ機能を
オススメしました。
そもそも
リトライ機能は
主体的にトラブルを想定して、
プログラム化しておくことです
ピック&プレイスのような
搬送装置は
UFOキャプチャの
ゲームになるように
モノをつかんで
運ぶのが狙いです
何度も、
繰り返すと
うまくなりますよね
繰り返して
うまくなることが
ポイントなので
その時のデータが
ドライブレコーダの
成果物です
つまり
失敗しなようにするには
失敗した時のデータを
使わない手はない
既存のPLCを使った装置でも
この考え方を取り入れます
まずは、
空いているデータレジスタの
カタマリを探します
最大限、使える
データレジスタのデバイスを
探すことがはじまりです
おそらく
ファイルレジスタRを
含めると
1万ワード以上はあると
予想します
無ければ
追加が必要になります。
ここでは、
データレジスタを獲得した
後からの話です
獲得した
データが仮に
10000ワードあれば
1回のリトライ時に
データを蓄積するのは
時計データは
年月日
時分秒
6ワード使うので
10ワード以上の確保が
必要です
おススメは
20ワードです
10ワードの場合は
10000ワードあれば
1000件まで蓄積できます
リトライ1000件が
トラブル時に蓄積されるので
1日に10件発生するようなら
100日間
1日に100件発生では
10日間
蓄積できます
1日に100件もリトライする
事例は
1時間も見ていれば
打ち手は見えます
しかし記録が無いと
打ち手の効果が
わかりません
1.発生時刻と
2.ロット番号
3.装置の位置や入出力
この3つを蓄積が
1週間分以上の
レコードデータ
となって
将来に渡って
蓄積されます
つまり、
まず、現状把握に
お金をかけないで、
スタートする
改善の前に
リトライが
1日に何回発生している
このデータが
Afterにどう変わるか
まずは、
リトライ機能をつくる時は
ドライブレコーダもつくる
これが
トレーサビリティの
本質的な考え方です
実際のロギングする
プログラムは
お問い合わせください。