今日は、
設備に展開できる
エレベータの事例です
貴重な情報ですよ!
(1)準備作業は
今回もシナリオの
テンプレートから
プログラム作成の
テンプレートに
デバイス割付けを
行いました
結果は、なんと!
前回の本体装置の半分以下
約14分でした!
これまた、
貴重な情報となりました
今回の事例は
すべて行先データを指令する
FROM-TOの動作になります
FROM-TOは2回の指令になります
1回目は、フロア各階の外ボタンの
呼び出し指令です
2回目は、エレベータ内
行先階ボタンの行先指令です
動作の開始は
1回目の呼び出しです
課題は、2つ
1.行先用のデータ生成
2.上昇か下降かの方向判別
動作行程は、9ステップでした
扉の開閉は2回ずつ登場ですが
すべて1つのタスクでした
作業は10分くらいでしたが
以前、
ストッカー装置の経験があったので
運用を見直していました
(2)プログラム作成
プログラム入力は
GXWorks2で
30分
前回までのファイルに
プログラムを追加しました
経過は動画撮影をしていますので
興味のある方は、
以下へ登録してください。
%9%
重要なポイントは
行先階というデータだけの制御に
なるので
テストが問題でした
はじめは、動けばよいの
デバッグでしたが
運用的な問題を感じたので
テストモードを作成して
実際に近い
現在階が変わるように
テスト運転をしました
メインのシーケンスはD1000
[=K10~K90 D1000]
最後は先頭へ戻ります
サブのタスクは
D1010:サブ1(昇降判別と昇降動作)
D1020:サブ2(扉の開閉)
D1050:行先階の常時受付け
入力信号は4点+
各階の外ボタン16点
カゴ内の行先階ボタン16点
タイマーは、扉を閉める時だけ
なので固定タイマーとしました
(3)テスト
デバッグ時間は20分
見直しテスト5分+5分
テストは2回の検討、
見直しを行いました
理由は、
次回にしますが
運用問題が
潜んでいました
トータル時間は
約90分でした
今回はテストで
判ってきた運用問題
従来のシーケンス制御では、
苦手な領域ですが
ワードステップなら
見える化できました
次回、
エレベータの運用問題について
解説していきます