今日は
人が乗るエレベータの
運用分析をレポートします
エレベータ動作の
プログラム用テンプレート作成で
運用問題が
テストで、判りました
これは、システム的な問題で
動作というよりは
運転中に割り込む
指令系の問題です
人が乗るエレベータは
常に割込み要求が発生します
各フロアからも
乗っている人からも
発生します
その要求に対して
1つの仕事中でも
複数の仕事に変わる
問題でした
動き出してからでも
動作の方向が一致する場合は、
お応えするという方針です
・ここで言葉を整理します
外ボタン:
各階フロアにあるボタンで
各階へ迎えに行きます
呼出ボタンという表現もあります
外ボタンでは、
行き先の方向を選択します
内ボタン:
エレベータ内のパネルにあるボタンで
行先階を選択します
この2つの選択には
2つの組合せがありました
マトリックスで表現すると
|呼出階|行先階|
―――――――――――
上昇| | |
―――――――――――
下降| | |
―――――――――――
となります
呼出階とは、
外ボタンで呼出した階へ
迎えに行く動作です
これは乗る人の目的に対して
From階への移動です
この移動中に
他の階から同じ方向へ要求が発生すると
途中停止して人を載せてから
呼出階へ向かいます
行先階とは
エレベータ内のボタンで
求める行先階を選択します
求める行先へ移動中に
間に合う位置であれば、
停止して人を載せてから
目的の行先階へ移動します
また、
目的の行先階は
追加されます
ただし、
削除はできません
2つの要求
外ボタンと内ボタンから
上昇/下降の移動で
現在階が変化する中でも
要求を受け付けます
これらを分析した結果
独立した別のプログラムを
作成することで対応できます
前々回に作成した
エレベータ用テンプレートに
エレベータ指令生成用
プログラムの追加となります
このように、
シーケンス制御は、
運用に強くなることが
求められるという
貴重な情報になりました