今日は、
エレベータの運用問題について
です
この問題は
行先階というデータの変更を
テストすることでわかりました
はじめは、動けばよいの
デバッグでしたが
運用的な問題を感じたので
テストモードを作成して
実際に近い
現在階が変わるように
テスト運転をしました
メインは
D1000:9ステップのサイクル
サブは
D1010:サブ1(昇降判別と昇降動作)
D1020:サブ2(扉の開閉)
D1030:呼出し階データ
D1040:行先階データ
D1050:行先階の常時受付け処理
テストを2回にわたって
追加しました
その理由は、
運用問題が
潜んでいたからです
ワードステップだから
見えてきました。
産業用とは運用が
まったく異なります。
人が乗るエレベータの運用について
対応できていませんでした
3つの運用問題
1.外ボタンは、方向の選択がある
2.内ボタンは、動作中いつでも追加できる
3.内外ボタンは、動作中の
位置と方向で対応が変わる
これは、人が乗るエレベータの
運用仕様が
言語化が出来ていませんでした
産業用では、人が乗らないので
気づきませんでした
しかし、
コロナ禍の経て
考えてみると
1回の呼び出しに対して
降りるまで割り込まれない
他の人が乗らない運用が
あってもよいと思います
エレベータは密室なので・・
感染対策には
どうでしょうか?
ということで
産業用エレベータは
1回の呼び出しで
1回の仕事
しかし
人が乗るエレベータは
常に割込み対応で
複数の仕事
動作中に変化します
つまり、
割り込み有り無しが
ポイントです
たとえば
よくあるシーンは
外ボタンの上下です
行先の上下選択ボタンを
間違えると、
止まらなくてよい時に
止めてしまい・・
止まっても乗らないので
Excude me!
となります。
今回のエレベータ動作のテストからは、
人と機械の関係性には。
運転仕様という
運用問題が潜んでいる
ことが判りました
次回は、
人が乗るエレベータの
割り込み操作に対応して
分析をレポートします