今年のはじまりは
産業機械の未来について
使用者優先の原則から
HMIデザインを
考えていきます。
HMIの概要を
3つのポイントにまとめます
1.そもそもHMIとは?
・ヒューマンマシンインターフェース
の略
・人間が機械を操作し、
機械が操作結果や現在の状態を
人間に知らせる手段のこと
・自転車は究極のHMIです
ハンドル、ペダル、ブレーキ
の操作に対して
自転車の状態変化を
リアルに把握することができる
まさに、
人間と機械のつながりを表している
インターフェース「HMI」です
2.なぜHMIが重要か?
・機械は複雑化・高度化しており、
その進化は将来も続く
機械を使う人々の
年齢・性別・国籍・スキル・障害など、
多様化している時代
ユーザー体験の対応も求められる
つまり変化にできるか!
ダーウィンの進化論!
生き残れますか?
・機械のオペレーターも
日常生活でスマートフォンを
操作している
複数の指で操作する
マルチタッチ技術など
スマートフォンのHMI動向は
無視できない存在です
3.今後、HMIをどうやって扱う?
・製品ライフサイクルの違いから
消費者向け製品の進化は
産業機械の進化より、速い!
必然的に、産業機械は
そのトレンドを取り入れる
・産業機械は工場で使われるので、
安全・安心・生産性!
操作ミスが許されないという特性がある
⇒ 常に他の分野のHMIトレンドを
アンテナを高くして把握する必要がある
・最も重要な考え方は、
「人間中心設計」
ユーザーを中心に製品やHMIを設計する
以上、3つのポイントから
今後のHMIに有効な
HCD「人間中心設計」
を、取り上げてみます
次回は
HCD「人間中心設計」について