今日も
モデリングの方法についてです
まずは、対象装置を
「変わるもの」と
「変わらないもの」
分けることを
おススメします
前回は、
変わるものを
3つを上げました
1.プログラム(レシピ)
2.ツール(ドリルやヒーター)
3.材料(ワーク)
今回は、
変わらないものを
抽出します
(1)対象装置の
変わらないものは何か?
変わらないものは
1.機械のサイズや重さなどの仕様
2.設置位置、設置時期
3.機能
が、挙げられます
(2)なぜ、変わらないものが重要か?
1.基準になる
設備の仕様や、設置場所は
運転中には、変わらないという
ということで、基準になります
2.条件が変化しないということは
変化させるという価値に対して
重要な品質要素になります
3.品質要素とは、
仕様を設計した成果物です
変わらない
はずの基準が変わっていた
例えば、熱や振動で
機械が変形して品質がバラつく
という問題が発生したときに
変わらないけど、
変わっていないことを
証明すると、
問題が絞り込みできます
(3)どうやるのか?
1.変化しないはずのものを
あらかじめ定義しておく
仕様として言語化します
2.環境を明確にする
測定方法や評価方法など
変わっていなことを証明する
環境を言語化する
3.変わらないつもりだけど
アップデートやウィルスによって
変わっているかもしれない
変化してしまったことを想定して
記録データやプログラムの
バックアップを保管する
変わらないことは
リスク管理であり
問題発見の
新しいアイデア出しにつながります
変わらないものと
変わるもの
モデリングの方法として
いかがでしょうか?
P.S.
それにしても、最近のニュースは、
今までにない事件が多発しています
もっと違うところへ!
そのアイデアを使えないでしょうか?
想定外のコトは
イノベーションになる・・
今日も、読んでいただき
ありがとうございます。