今日は、HMIに関する
ヒアリングについて
学んでいきます
現場でおこなうヒアリング手法に
「弟子入り」という考え方があります
(1)弟子入りは
アイデア出しの
ヒントを得る絶好のチャンスです
しかし、ヒアリング時に
注意しないといけないことが
あります
1.現場視察はダメ
特に組織の長と一緒の現場視察は
上から目線の情報だけ入ってきます
つまり改善した概略であったり
代表的な事例であったりと
発表会的にまとめられた
情報になります
2.弟子入り手法は
現場の担当の方を師匠として
作業を弟子として学ぶことです
3.生の体験を通して本質的な
問題を発見すること大切です
(2)なぜ、難しいか?
ユーザーの声「聞くべからず」!
という定説があります
1.アンケートに現れる声は
フィルターがかかっています
2.ユーザーの声は
フィルターと経験が掛け算となって、
本質的な問題を見逃します
3.参考にはできるが、問題を
決めつけてしまう
(3)どうやるのか?
1.いつもの作業、
そのままを体験する
2.問題の作業の流れ全体を
観察する
3.ヒアリングした内容を
医者が問診するように、自分で確認する
その為に、
弟子入りしてヒアリングが
効果的です
日常の作業を自分自身に
声を出して自問自答することも
ヒアリングの体験になり、
問題発見の訓練になります
以上