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No.0451 ワークの検出センサーとは?

ワークのセンサーについて

 

計測技術へ向けての

課題です

 

 

自動でワークを搬送するとき

 

シーケンス制御の書籍には

あまり登場しませんが

 

ワークを搬送する装置

(ピックアンドプレイス)では

ワーク検知が重要です

 

これは、積載されたワークを

ピックアップすると

 

当然、ワークが無くなるから

必要です

 

装置の構成によりますが

複数のワークから1つを

 

取り上げる装置では

ワーク切れは当然のことです

 

つまり

自動化の設備では必須です

 

 

(1)なぜ、ワークの

センサーが必要か

 

1.ワーク検知がないと

ワークが無しでも止まらない

 

2.ワークを落としたことが

わからない

 

3.ワークを正しい位置に運んだか

わからない

 

 

(2)ポイントは何か?

 

1.ワーク無しを伝えることが

できるので補充すると再開できる

(プリンタの紙切れと同様)

 

2.ワークはあるが

正しい位置に持っているか?

落下しないかが重要です

品質レベルが上がる

 

ワーク検知だけではなく

事前にワークのサイズを測定し、

把持した位置を補正できるか

 

3.正しい位置に

届けたかの確認

 

届き先で受取りOKが

受領できるか

 

 

(3)どうやるのか?

 

1.ワークを検知するスイッチを設ける

ワークの形状やサイズ、重量がポイント

 

2.ワークが無しを検出したら

知らせて停止する

 

3.ワークの両端などを

検出できるセンサーを追加すると

落とさない位置で持ち上げる

補正ができる

 

このように

自動化する装置では、

 

ワークに対して

1つ1つの動作で

 

品質を確認していくことが

安定した運転へのカギです

 

特に、センサー選定は

コストとの戦いになるので

 

例外的な要素を事前に

抽出することは大切です

 

要求仕様に対して

あたり前の機能が

 

最重要事項になります