今回は、
前回のアンローダから
運用を考えます
よく聞く話として
運用次第で・・
とか
運用のイメージが・・
など
があります
FAでは
工場の自働化が
基本のテーマです
工場で1品ずつ注文を
受けてから
つくるというビジネスは
製品づくりというより
サービスの提供です
工場の運用は
限られた時間内に
数量を効率よく
生産することです
自動化の設備は
加工する装置の前後で
人が介入しないで
運用することが必要です
そのためには、
生産する
「量」が重要です
受注から計画する
量が、ポイントです
(1)なぜか?
1.量が多ければ束に集めると
集めた中では、
段取り替えがありません
2.月産5000個がポイント
1時間20個
1個3分でつくる
3.1個つくる時間が
3分は、
長いか短いか
(2)ポイントは何か?
アンローダの1サイクル動作は
何秒くらいでしょうか?
例えば、
1分くらいとします
部品加工に3分かかるとき
1分であれば
間に合いそうですね
製品の注文が増大すると
連続して生産したい
量が増えるので
オーダーが2倍になると
1.5分以下で加工したいので
1分のアンローダでは
ローダ運転も含めると
間に合いません
その為、
3分に1個くらいの
生産でよいかの
量の問題につながります
30秒以下の生産とか
10秒以下の世界では
大量生産になります
同じもの生産する
という前提の運用になります
月産5000台を越える
「量」が
ポイントです
(3)どうやるのか?
月産5000台未満では
他の部品を加工の中で
混在して生産したくなります
部品が混在すると
毎回、異なるという
今回のアンローダのような
混在するワークを流す
という運用が問題に
なります
運用が問題になるとは
設備だけではなく
工場の
生産計画の問題に
踏み込むことになります
同時に複数の
部品を加工するとは
オーブンレンジの中で
複数の異なる対象を
加熱するイメージです
求められる運用は
そんなイメージです