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No.0455 FAの運用が強くなるとは?

今回は、

前回のアンローダから

運用を考えます

 

よく聞く話として

 

運用次第で・・

とか

 

運用のイメージが・・

など

 

があります

 

FAでは

工場の自働化が

基本のテーマです

 

工場で1品ずつ注文を

受けてから

つくるというビジネスは

 

製品づくりというより

サービスの提供です

 

工場の運用は

限られた時間内に

 

数量を効率よく

生産することです

 

自動化の設備は

加工する装置の前後で

 

人が介入しないで

運用することが必要です

 

そのためには、

生産する

「量」が重要です

 

受注から計画する

量が、ポイントです

 

(1)なぜか?

 

1.量が多ければ束に集めると

集めた中では、

段取り替えがありません

 

2.月産5000個がポイント

1時間20個

1個3分でつくる

 

3.1個つくる時間が

3分は、

長いか短いか

 

 

(2)ポイントは何か?

 

アンローダの1サイクル動作は

何秒くらいでしょうか?

 

例えば、

1分くらいとします

 

部品加工に3分かかるとき

1分であれば

間に合いそうですね

 

製品の注文が増大すると

連続して生産したい

量が増えるので

 

オーダーが2倍になると

1.5分以下で加工したいので

 

1分のアンローダでは

ローダ運転も含めると

間に合いません

 

その為、

3分に1個くらいの

生産でよいかの

 

量の問題につながります

 

30秒以下の生産とか

10秒以下の世界では

 

大量生産になります

 

 

同じもの生産する

という前提の運用になります

 

月産5000台を越える

「量」が

ポイントです

 

 

(3)どうやるのか?

 

月産5000台未満では

 

他の部品を加工の中で

混在して生産したくなります

 

部品が混在すると

毎回、異なるという

 

今回のアンローダのような

混在するワークを流す

 

という運用が問題に

なります

 

運用が問題になるとは

設備だけではなく

 

工場の

生産計画の問題に

踏み込むことになります

 

 

同時に複数の

部品を加工するとは

 

オーブンレンジの中で

複数の異なる対象を

加熱するイメージです

 

求められる運用は

そんなイメージです