今日から3月ですね
テーマは「ツール」
になります
ツールとは、ある加工機の
HMIを考えた時に抽出された
要素の1つです
理由は
ツールへの思いが大切だと
わかったからです
ユーザーの思いが
システムに
伝わっていない
システムづくりに
ギャップが大きいと
分かったからです
ツール管理は、
加工の品質に影響します
(1)なぜ、影響するのか?
1.ワークを加工すとき
もっとも近い位置にいるのが
ツールだからです
ツールとか、工具という
呼び名の位置づけです
ワークに
価値を付加するのが
加工です
2.加工機では様々なツールを
使います
加工機のシステムでは
1つ1つのツールに
補正を設定します
しかし、補正の設定は
ユーザーです
機械メーカーは
加工技術をサポートする
そんな位置付けでした
3.ユーザーは加工品質が
全てです
手を抜くと
加工品質に影響します
加工されたワークの出来栄えを
安定させることが
最も重要です
(2)ポイントは何か?
1.ツールは
加工する側の役割
2.ワークは
加工される側
3.ワークの価値は
加工されたワークを
評価します
もっとも重要な
ポイントは
価値を評価するのは
加工された
ワークの品質です
(3)では、どうやるのか?
1.マーケティング業界向けで
「ドリルを売るなら穴を売れ」
という本があります
マーケティング業界では
よく言われる言葉ですが
「商品を売るには、顧客にとっての
『価値』から考えよ」
という意味です
加工の目的を
理解することが大切です
2.何を加工するための
ツールなのか?
どんな目的で
・穴をあけるのか
・ユーザーは共有できるか
・ツールに伝わるか
3.例えば、
あるプリンタの部品を
つくる加工では
部品にシャフトを通す
ために2つの穴をあけます
重要な品質の穴です
穴の位置や形状の
品質が重要です
加工される側の
立場になって考える
そんな役割になる要素が
ツールです