今回は、
ツールの補正です
ここでのツールは
工作機械の工具を扱います
(1)工具の補正とは何か?
工具の補正には大きくは2つあります
1.工具径の補正
2.工具長の補正
今日は工具径の補正を
紹介します
1.ドリルをイメージすると
回転することで刃物になります
上からドリルを送るだけでなく
ヨコへ移動すると彫刻刀のように
掘り進めることができます
2.どこへ進めるか?
進めるには目的があります
狙いの形状の輪郭を
進めるとどうなるか
溝になります
丸、三角、四角のように
一周して戻ると
形状になります
この形状が
付加価値になります
3.問題は形状の寸法です
「溝」によって出来た結果です
目的の形状は
・溝の内側の寸法が欲しいのか
・溝の外側の寸法が欲しいのか
それによって
進行方向に対して
右か左に
シフトすると
狙いの寸法になります
どちらにシフトするか
選択する必要があります
これをオフセットと
呼びます
形状寸法を出すために
オフセット
になります
このオフセットに対して
補正するのが
工具径の補正です
補正よって
加工品質が決まるので
補正を繰り返すことが
大切です
相手に対しても
シフトする
心のシフトを
補正するようですね