今回のテーマは
少し脱線して
加工する時の軸の話です
加工する機械とは
オーブンレンジを
イメージしてください
タイプは2つです
1.お皿は移動しないタイプ
2.お皿が回転するタイプ
昔のレンジはお皿が回転した・・?
理由は、回転しないと
調理にムラがあったから?
だと記憶します
今は、マイクロウェーブを拡散する
機能が備わったのでお皿は
回転しなくなったと思いますが
お皿もビームも
移動させていた時があったようです
目的は、レンジで加熱して
料理が美味しくなるかですね
工作機械も基本は同じです
美味しいかどうかです
優先準備は
1.うまい
2.やすい
3.はやい
この
3つが基本です
この3つ評価を
対象のワークに合わせて
軸を
どう動かすかという
工夫がされます
軸の問題は
機械メーカーの
テーマです
課題は
ワークに対して
軸の方向です
軸は3次元空間を表す
X、Y,Z
という方向に対して
X軸,Y軸,Z軸
となります
この時
ワークの移動と
工具の移動が
どういう軸で
移動すると
うまい、やすい、はやい
が実現できるかという
問題です
これは、機械の特徴なので
後から変更することは
できません
前回登場した
パンチプレスという機械は
ワークが
X軸、Y軸を移動します
工具は、
Z軸を移動
上下に移動することで
パンチングして
打ち抜きます
何が移動して
うまい、やすい、はやい
を実現できるか
これが価値提供する
舞台裏のしくみです
明日は、
もっと複雑になった
軸の舞台裏を考えます