今回で
このメルマガが499回
になります
次回が、500回なので
それに合わせて
プログラムについて
学んできました・・・
という訳ではありませんが
シーケンス制御の
プログラムの前に
今回から
機械が理解できる
代表的なプログラムについて
学びます
前回の
最適スケジューリング
でも話題にしていましたが
まずは
NCプログラムです
そもそも
NCとは何か
NCとは、
数値制御(numerical control)のことで、
正式には、
コンピュータ数値制御
CNCになります
これは工作機械の
制御装置として使われるので
CNC旋盤とか
CNC加工機
と呼ばれます
このとき
加工する形状によって作るファイルが
NCプログラムです
内容は
加工を行うための機能
の取り決めがあります
GコードとMコード
が中心になります
メインは
Gコードです
Gコードは
座標系という考え方をベースに
工具やワークを移動して
加工します
代表的な
Gコードが
世界標準規格で決まっています
音楽の
音符のようなものです
Gコードの種類は
約100種類くらいが
基本コードとして決まっています
コード 機能
G00 位置決め(早送り)
G01 直線補間
G02 円弧補間CW(時計回り)
G03 円弧補間CCW(反時計回り)
~
G92 座標系設定
サンプルプログラムの
イメージは以下です
%;
O1000(SAMPLE);・・・ファイル名
N010 G00X10.Y10.Z10.;・・開始位置
N020 G01X10.Y10.Z-5.;・・・P1
N030 G01X50.Y10.Z-5.;・・・P2
N040 G01X10.Y50.Z-5.;・・・P3
N050 G01X10.Y10.Z-5.;・・・P1
N060 G00X10.Y10.Z10.;・・戻り位置
N070 M02;・・・終了
%;
上記はイメージです
実際には
Mコードという
加工するために必要な
補助コードや
Tコードという
工具を選択するコード
などなど
付属情報が付加されます
これが
機械が理解するプログラム
NCプログラムになります