前回のパワー制御の補足です
NCプログラムで加工する時
軸移動に合わせて
パワー制御が
フルタイムで重要なことが
わかりました
この軸移動の制御のことを
フィードバック制御と呼びます
シーケンス制御で使う軸移動は
搬送装置などで移動が狙いですが
NCプログラムは
加工という領域が基本です
これは2つ以上の軸が
同期して移動することで
成り立ちます
加工中は、
一瞬も目が離せない
料理の世界のようです
出来上がったモノが
美味しいかどうか
途中のプロセスが
結果として現れます
輪郭という言葉も
出てきました
これは狙いの
形状に対して
工具の中心を移動すると
形状寸法が不足する問題です
その為、
工具の半径分をシフトする
オフセットという
考え方がベースにあります
これをNCプログラムに
入れ込むことで
高精度が狙えます
NCプログラム加工の評価は
3つです
1.高速
2.高精度
3.高品位
3つのバランス
に対して
パワー制御が
高品位を担います
パワー制御は加工条件の
設定操作になります
操作といえば
スマート操作ですね
HMIという
機械の操作
ユーザインタフェースが
重要になったことを
以前(1月)に学びました
スマホ社会に適応する
直感的な操作が大切です
NCプログラムに合わせて
パワー制御の設定が
簡単で分かりやすいか
パワー制御を決める
加工条件の設定が
高品位を実現します