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No.0513 プログラムの汎用言語と専用言語

プログラムの命令についてです

 

まずは、

前回のおさらいです

 

1.コンピュータの需要拡大の

背景はハードウェアの進化から

 

2.ソフトウェアの急成長から

人間が理解しやすい言語にする

汎用性を追求した

 

3.汎用プログラム言語でも

スパゲティ化する問題から

 

構造化プログラミングが

開発されて成功した

 

ということでした

 

 

 

(1)なぜ、プログラム言語の

開発競争が続いているのか?

 

 

1.そもそも

高級言語の高水準とか低水準という

評価は、人間がわかりやすいかが

基準になっています

 

 

2.人間がわかりやすいとは

世界中に多数ある言語の中で

英語圏だけの基準になります

 

3.英語への対応力自体が

低水準の日本人には

ハードルが高いです

 

その原因は、ここでは

触れませんが理由は明確です

 

 

(2)ポイントは何か?

 

1.プログラムの汎用言語は

ハードウェアの

パソコンが

 

IBM PC ATの互換機が

標準化の原点です

 

 

2.パソコン以外の業界は

汎用性のないハードウェアを使う

専用言語が主流となっています

 

例えば、スーパーコンピュータや

金融系のインフラシステムなどでは

FORTRANやCOBOLが現役だそうです

 

 

3.FA業界では

産業界ロボットコントローラ

工作機械のCNC

自動化設備のPLC

 

これらは

専用コンピュータです

 

目的に特化した

専用言語となっています

 

今後もますます

拡大が必要とされる業界です

 

 

 

(3)どうやるのか?

 

1.専用コンピュータでも

ノイマン型であれば

課題は3つです

 

アドレス・命令・データ

 

 

 

2.工作機械のNCプログラムは

特殊な事情があります

 

 

加工に特化したNCプログラムは

EIAという欧米規格で

Gコード標準が早期に確立しました

 

 

3.PLCは2000年代に入ってから

OpenPLCという規格が決まりましたが

 

実際の内容は5種類もあり

標準というより

 

枠組みが定義されたという

イメージです

 

命令の汎用化には

遠い存在です

 

 

次回から、

PLCのプログラム言語

について

学んで行きます