今回からは、
データについて学びます
データをテーマにするとき
PLC(シーケンス)を例にします
PLCは専用言語になります
PLCを取りあげる理由は、
データの型に
特徴があるからです
パソコンで使われる
汎用言語では高級言語という
人間がわかりやすい言語にするため
ハードウェアから離れる
遠い言語でした
それに対してPLCは
ハードウェアに
近い言語になります
PLCで扱うデータが
コンピュータの原点である
1と0
デジタルという考え方の
はじまりとなるデータです
(1)なぜPLCのデータか?
1.PLCは人が操作するものを
入力し、出力します
2.PLCは機械を動かすものを
入力し、出力します
3.PLCは人と機械:
機械を制御する
コンピュータとして使われます
2つの事を同時に処理して
自動運転するように
プログラムします
(2)ポイントは何か?
1.人が操作するもの
入力は押釦やスイッチ
出力はランプやブザー
2.機械を動かすもの
入力はセンサー
出力はモーターや電磁弁
3.身近な事例は
家の照明のON/OFF
のように
人の操作と機械の動きを
自動でON/OFFする
ことを可能にします
(3)どうやるのか?
1.家の照明の例では
同時に点灯したり
消灯したりする
それぞれの部屋を
人をセンサで検出して
自動でON/OFFする
朝の起床する時間になったら
自動で点灯
夜の寝る時間になったら
自動で消灯
すべての部屋を
同時に制御が可能です
2.ON/OFF制御は
プログラムでつくります
3.ON/OFFがデータ
となります
スイッチやセンサーも
入力データになります
ブザーやモーターも
出力データです
ON/OFFデータ
1か0(ゼロ)
入・切
この情報を
データにする型が
ブーリアン変数
ブール変数
Bool型です
イギリスの数学者
Gerge Boolian
コンピュータの基礎的な理論
ブール代数(ブール論理)を提唱
コンピュータで扱う
データのはじまりです
1か0というデータが
デジタルのはじまりです
PLCはハードウェアと
もっとも近い位置で扱う
プログラム言語が
必要になります
次回は
もう少し深めていきます