今回は、機械を扱いやすい
PLCのデータについて学びます
PLCのデータは
ブーリアン型が基本になります
なぜ、ブーリアンと呼ぶかを
教えてくれる場は少ないです
イギリスの数学者&哲学者
Gerge Boolianからです
ブーリアン型は、
データ型の一つです
「真」(true)
「偽」(false)
2種類の値だけを
取りうるもの
(1)なぜ、ブーリアンデータか?
1.データが結果を表すことができる
データの種類は
いくつかあります
典型的なものは
整数型、文字列型などがあります
扱うのはコンピュータです
人間は教育を受けると
「読み書きそろばん」が
できるようになります
コンピュータはプログラムで
データの種類を
教える必要があります
2.設備機械を扱うときの課題は
ON/OFFの組合せです
アンド(AND)、オア(OR)
などの論理演算が課題です
演算とは
そろばんです
3.求める答えは、真か偽
ONかOFFです
真は「true」偽は「false」
という表記は
YesからNoに近い
2進数という
1か0にも近い
(2)ポイントは何か?
1.まずは結論から
真か偽
1か0
これがもっともシンプルな
データになります
2.入力と出力
入力はONとOFF
出力もONとOFF
ONとOFFは
1か0で表せます
3.出力は入力へ
どちも
1か0になるので
出力を入力として
使えます
(3)どうやるのか?
1.すべては1か0を
つないでいく
2つ並べると
1と1は
3になる
3つ並べると
1と1と1は
7になる
組合せを増やすと
表す数字が大きくなります
2.結果を入力に入れると
組み合わせた数値になる
教育を受けた人がわかる
数字になります
3.データは数字になる
入れ物となるメモリは
部屋です
1か0から
10、100,1000
という数字が入る
1個はビット
8個はバイト
16個はワード
ビットを並べると
数字が入る部屋になる
それがメモリです
64ビットとは
64ビットの数値が
入る部屋です
膨大な数字が入る
部屋になりますが
今度は人間か
分からない巨大な
数字になるので
16ビットの1ワードくらいまでが
人間がわかるデータです
コンピュータのハードウェアに
近い位置でデータを扱う言語が
PLCで扱う言語です