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No.0522 入力も出力もフルタイムデータ

今回は、入力信号と出力信号の

データ化について整理します

 

(1)スイッチの入力信号が

データになるとは?

 

1.スイッチ信号を複数

集めて並べることで

データになります

 

2.並べるとは、3つの場合は

 

2進数:10進数表示

000:0

001:1

010:2

011:3

100:4

101:5

110:6

111:7

 

となります

 

 

 

3.コントローラが

スイッチを集めるとは

 

信号だけを集めます

 

1ワード型では

16個ならべます

 

半角で表示すると以下

1111 1111 1111 1111

 

4bitずつ4つ並べた方が

見やすいので、

スペースを入れています

 

実際には

16個がスキマなく

並んでいます

 

 

あなたのお家のスイッチを

集めてみてください

 

16個までは

1ワードのデータになります

 

PLC(シーケンサ)は

8点か16点を1つの

カタマリにするので

 

スイッチからの

ON/OFF信号が集まると

 

入力信号が

データになります

 

 

 

(2)出力とは?

 

16点の1ワード分のデータを

出力メモリに格納することです

 

 

1.10個のスイッチがある場合、

全部ONすると

 

入力データは

0000 0011 1111 1111:

となります

 

10進数で表すと

1024という数値です

 

 

2.10個のスイッチから

電気を点灯するとは

 

1024をデータとして

出力メモリに格納する

 

3.1つ1つのビットが

部屋の電気を点灯する

ON/OFFになります

 

照明をON/OFFする為には

出力信号をリレーという

電気部品を使って操作します

 

出力信号が出力回路という

電気配線が必要になります

 

 

(3)どうやるのか?

 

1.入力信号は

集めて読むことで

入力メモリに格納されます

 

格納された入力メモリが

入力データです

 

2.入力データを

一旦、別のメモリに格納します

 

コピーして貼り付けるイメージです

 

 

3.貼り付けたメモリーの内容を

そのまま、出力メモリに格納すると

 

出力回路が部屋の照明を

ONします

 

 

この時、

入力をそのまま出力する

制御になります

 

 

これに対して

スイッチをOFFしなくても

時間後に消灯する

 

自動的にOFFすると

システム制御になります

 

これらの機能には

目的があります

 

エコモードなど

 

モードを変える

設定が登場します

 

最近はスマホが普及したので

設定も理解されるように

なってきました

 

入力から出力へ

メモリを経由して

データが運ばれる

 

このメモリを扱うことが

 

MHC(My home controller)

の仕事です

 

この仕事は

約1/100秒以下で

 

フルタイム

繰り返されます

 

 

次回、

モード設定について

考えます