パルス化の
具体的なPLCプログラミングを
学びます
テーマは自動化ですね
(1)パルス化とは
入力信号から一瞬だけONする処理です
パルス生成には
2つの回路が必要になります
1.パルス生成1
│ X0030 M1031
├┤ ├──┤/├───(M1030 )┤
│ RoomSW pulse SW
│ holder pulse
2.パルス生成2
│ M1030 X0030
├┤ ├─┬─┤ ├───(M1031 )┤
│ SW │ RoomSW pulse
│ pulse │ holder
│ │
│M1031│
├┤ ├─┘
│ pulse
│ holder
3.上記の2つ回路に対して
PLS命令を使うことで1行となります
│ X0030
├┤ ├────[PLS M1030 ]┤
│ RoomSW
(2)ポイントは何か?
1.部屋の照明スイッチを
RoomSwとしてX0030が入力信号です
┤ ├ がA接点です
┤/├ がB接点です
─(M1030 )┤がパルス出力の
内部リレーです
2.M1031がスイッチがON
したままでも
M1030を一瞬だけONして
すぐにOFFするように抑えます
ルームスイッチがOFFになると
M1031もOFFします
3.通常は上記のような
2つの回路をつくることはなく
1つのPLS命令で作成します
大事なことは
M1030を抑えるために
M1031のB接点が上に
記述されていることです
この上下の関係が
プログラムをつくる上で
大切なポイントです
(3)どうつくるのか?
1.パルス化を理解する方法として
2つの回路が必要にります
2.パルス生成2でM1031が
スイッチがONされたままでも
M1030をパルス化するために
上の行に記述して
B接点でAND接続します
3.M1031は内部リレーで
自己保持回路をつくっています
自己保持のリセット処理は
X0030を┤ ├─で結合しています
これによって自己保持の
Resetを忘れないように
にしています
しかし、実際にはPLS命令を使うので
こんなややこしいことはしません
このような考え方が
コンピュータプログラムの
「命令」とはを、
学ぶ機会になります
ただし、
パルス化の目的は
何であったか?
パルス化の使命について
常に意識することが大切です。